おつかれさまです、ナガシマです。

業務の一環で、ご予約の周期のあいたお客様に私からお電話させていただいているんですが、

以前このブログにも書いた、府中のお客様。

http://wp.me/p80U6q-22

事情が事情なだけにやはり気になってまして、そのあとも失礼にならない程度にご連絡させていただいていました。

で年末に仕事で近くまで行く日があったので、ご迷惑かなとも思ったんですが、事前連絡した上で仏花を持ってお伺いしてきました。

仏前で亡くなったダンナ様とのいろいろな思い出をひとしきり聞かせていただいて、ご迷惑にならない程度でその日は帰路についたんですが、

つい最近になって、そのお客様から電話がかかってきまして。

業務中で出れなかったんで留守電が入ってたんですが、
ここしばらく私たちからかけることばかりで、かかってくることがひさしぶりだったんで何ごとかと思ったら、

お伺いしたときのお礼と気分的にはようやく持ち直すことができてきたということ。
今はまだ寒いから、あたたかくなったらまた髪の毛をお願いしたいということが、すごいすごい丁寧な言葉で時間いっぱい録音されていました。

全然大したことはしてないのに、すごく嬉しかったです。

接客業である以上、お客様とは一定の距離を保たなければいけない。という考えもあります。
正直、私はそっち派でした。

ただ、私たちの訪問理美容っていう業種は、『一期一会』の可能性が非常に高いんですね。
私たちがお客様にする技術が、お客様にとって最期の施術になるかもしれない。んですよ。

そう思うと、今回のような行動も間違ってはいないのかな。と考えが変わってきました。

なにが正解かとかはないかもしれないですが。

でもいろんなお客様とこうして知り合えたのもなにかの縁なんで、このご縁を大切にしてできる限りのことはしていこうと思った出来事でした。