2017年2月19日
最後のカット
さてはて、僕のしている訪問理美容というのは、どうしても対象がお店に来られない高齢者の方が多いわけですが
やはりそういったお客様を多く担当していると、たくさんの別れがつきものです
つい先日も私が右も左もわからず、この仕事をはじめた当時からのお客様が亡くなられました
そういった時に感じるのはいつも、やはり天国に行かれる前に綺麗にしてあげたかったなということと
何よりも最後にカット担当した時に妥協なくしっかり仕上げてあげられていただろうか?
ということの二つです
「自分の担当するカットが人生の最後のカットになるかもしれない」
このことを常に忙しさにかまけず頭にいれて仕事していきたいと
こういった別れがあると、自分の心もまた引き締まる想いです
ご冥福をお祈りしています