2016年7月9日
涙のシャンプー
おつかれさまです、ナガシマです。
今さらですが、最近キュアフルの経営理念と事業計画書を作成していまして。
キュアフルは、専門学校のクラスメートで遊び仲間だった、私とフジイの二人で立ち上げました。
そんなカンジなんで、立ち上げるときに方針はざっくり決めたんですが、明文化はしてなくてでして。
最近いろいろアドバイスをいただく機会もあるので、この際きちんと作り込もうということになりました。
ということで最近はミーティングばっかりしています。。
で少し話はそれるんですが、
お客様で隔月でカットとカラーのご予約をされる女性の方がいます。
その方はダンナ様と二人暮らしなんですが、いつも仲がよくて、見ている私たちも心があたたまるやさしい方で。
業務の一環としてご予約の周期があいたお客様に、私たちからお電話させていただいてるんですが、
いつもより周期が長いなと思ったので、私が連絡してみたら、 ダンナ様が急逝されてバタバタして、精神的にもまいってしまって髪どころではなかった。と言われました。
最近はようやく落ち着いてきたけれど、もうすぐお盆でまたバタバタしてくるので、そのあとにまた。伸び放題だからキレイにしてほしい。ということで電話を切ったんですが、
前回伺ったのが春頃だったんですが、ダンナ様はとてもお元気だったので非常に驚きましたし、かける言葉が見つかりませんでした。
訪問理美容の仕事は、高齢者の方が主な客層なので、サロンワークなどと比べるとどうしてもお客様ご本人やそれに近しい方との別れの頻度が多くなります。
これは避けられないことです。
このような場面になったときに、私は毎回自分の無力さを痛感します。
でも今回のようなときに、私にできることで一番相手に喜んでもらえるものは、やっぱり『髪』のことだと思うんですよね。
『髪』は元気でも病気がちでも老若男女でも関係なく伸びます。
『髪を切る』という行為は、身だしなみを整えるということでもあるんですが、
カットしたりカラーをすることで、見た目も変わるので気分転換にもなると思います。
生活の質を向上させるというと大げさですが、
髪を切ることで、なにげない日常にハリを与え気分を変えることはできると思います。
しんどいときや落ち込んだときに、前を向けるお手伝いができると思っています。
お客様にとって、そういう技術者・会社でありたいなと思う今日この頃です。
前回伺ったときに庭に咲いていた満開のしだれ梅。来年も見に行けるのを今から楽しみにしています。
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