2018年9月18日
『ありがとう』の電話
おつかれさまです、ナガシマです。
ここ数年、いつも隔月で弊社をご利用していただけるお客様がいらっしゃるんですが、
そろそろ周期だなと思っていた矢先に、いつも通り息子さんから電話がかかってきまして、
いつも通りご予約日時を決めようと話してたら、どうも様子がおかしくて。
それとなく尋ねてみたら、実はお客様が7月にお亡くなりになっていて、そのことを報告するためにお電話したとのことでした。
最後にお伺いしたのが6月末でお亡くなりになったのが7月前半だったらしく、
『最期にキレイにしてくれて本当にありがとう。これからも母みたいな困ってる方をキレイにするお手伝いをし続けていってください』
と言っていただけました。
当たり前ですが人は誰でも最期には亡くなります。
あの人はとか自分は大丈夫とか思いがちですが、そんなのは幻想にすぎなくて。
私たちの訪問理美容という仕事の特性上、今回のようにお客様が鬼籍に入ることは避けられません。
これは仕方がないことです。
ただその現実に直面したときに後悔しないように、事前に取り組むことはできます。
弊社の経営理念にも書いているんですが、私たちとお客様は『一期一会』なんですよね。
今回のように、私たちのご訪問がお客様にとっては生涯最期になるかもしれない。
改めてそのことを肝に銘じていかなきゃいけないなと思いました。
ご冥福をお祈り申し上げます。