2014年7月25日
腰が曲がっても元気でいたい!
こんにちは!台風や急な猛暑で、なかなか外に出づらくなってしまっている冨士井がブログを担当させていただきます!
今日は気になる記事を見つけたのでご紹介してきます!
皆さん、いくつになっても
お洒落心を大切にしていきたいですね(^_^)/~
ナミねぇのブログ
「背中出る」恥じらい包む 高齢者向け洋服が人気
東京新聞
2013年7月6日 夕刊
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「シャツから背中が出る」「ズボンがずり落ちる」-。背中や腰が曲がった高齢者の悩みに応え、長い裾や深い股上で曲がった部分を包み込む洋服が売れている。「いつまでもおしゃれを楽しんで」と、子ども世代からの注文も多い。
高齢者向けの洋服をそろえた東京都世田谷区の「マダムトモコ」。腰が曲がった特注のマネキンに華やかな柄のシャツが掛けられ、棚にはバッグやアクセサリーが並ぶ。
上着は裾が長く、縫製を工夫して背中に丸みを持たせた。ズボンも後ろの股上が前より七・五センチも長く、腰を深く包む。
武石麗子社長(42)の母親(66)が二〇〇三年、腰の曲がった祖母へ米寿のお祝いに手作りした。祖母が喜ぶ様子に感激した武石さんが特許出願を勧め、〇四年に販売会社を設立した。東京の店舗のほかカタログやインターネットでの通信販売もしている。
生地にこだわったブラウスは一万八千九百円と安くはない。しかし注文は年々増え、現在は月に約五百件の注文がある。娘や嫁からの贈り物や、法事や孫の結婚式への出席を機に買う人もいる。「引きこもっていた母が友人に会いに行った」「笑わなくなった祖母が笑った」。お礼の手紙も届く。
武石さんは、おしゃれに対するこだわりに年齢は関係ないと強調。古書店で昔のファッション誌を探し、かつて流行した柄を研究している。
長野市の衣料品店「ファッションパークカヤマ」。高速道路の出口に近い店舗には県外からも客が訪れ、ネット通販には全国から注文が相次ぐ。ズボンは三千円台からと手ごろだ。
香山篤美社長(65)は一一年二月から、股上が深い「こしらくパンツ」など、問屋で見つけて気に入った商品を店頭に並べている。母の日がある五月の今年の注文は前年同月比三倍増の百五十一件。ネットに不慣れな高齢者からの電話注文も受け付けている。
「ゴムを入れ替えたい」といった客の声をメーカーに伝え、一緒に商品を開発してきた。当初なかった紳士用ズボンも、客からの要望で販売を始めた。
義母(83)の服を探しに来た市内の女性(54)は「いつも背中が出るのを気にしている。デイサービスに行く時に良さそう」とブラウスとズボンを買った。
障害者の自立を支援する神戸市の社会福祉法人理事長、竹中ナミさん(64)も母親(86)のためにネットで「カヤマ」の服を買っている。
「いくつになっても恥じらいはある。法事などあらたまった席に出る機会もあるので、こういう服を探している人は多いと思う」と話している。